WORKS

仕事内容

どんな仕事を行うのか
どんな仕事を行うのか
ここでは弊社に入社して、実際にどんな仕事を行うことになるのかを説明していきます。
皆さんは、「鳶」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?業界未経験の方であれば、なかなか耳にしたことがない方もいるかもしれませんが、弊社ではこの鳶に関する仕事全般を行っています。

「鳶」とは鳥のことを指し、バランスを保つことさえ難しい高所を鳥のように飛び回ることから、鳶の仕事を行う人は「鳶職人」と呼ばれています。
鳶職人は、建築物などの建設現場で、主に高い所での作業をする職業です。
建設作業に必要な足場を組み立てたり、鉄骨造の建物の骨組みをつくったり、重量物を据え付けたり等、専門的な作業を行うことが多いです。

また、鳶職人は、手がける業務内容によって様々な種類があるのですが、以下のようなそれぞれの鳶の仕事を皆さんにはやっていただくことになります。
・足場:建設現場や土木工事現場において、足場の組み立て、解体
・鉄骨鳶(てっこつとび):ビルなど大型の建物の骨組みとなる鉄骨を作る
・重量鳶(じゅうりょうとび):重量物の搬入、設置、すえつけを行う
・鍛冶鳶(かじとび):桟橋組み立て・解体・山留め支保工 設置、解体
もちろん業界未経験の方は、一からしっかりと教えていきますので、ご安心ください。
弊社の仕事で分からないことなどあれば、ぜひ面接時にお聞きください。
鳶職人のやりがい
鳶職人のやりがい
緊張感が人間性を磨いてくれる
鳶職人の仕事には常に危険が伴います。高所での仕事は自分が落下して大怪我をしてしまう恐れがあるだけでなく、他の人に被害を与えてしまう可能性も大きいです。
そのため、そのような最悪な状況を作り出すことがないように、鳶職人はいかなるときも、最大限に集中して作業にあたっています。安全確認を怠らず、工程を省かず、確実に作業を遂行するためには、緊張感を持って仕事に真剣に取り組まざるを得ません。
だからこそ、作業中の緊張感で鳶職人達は皆、顔の表情に厳しさや、凜々しさが生まれてきます。
それは例え若者であっても同じで、きりっとした目元や口元に漂うりりしさからは年齢以上の風格が感じられる人もいるほどです。危険と背中合わせの毎日で鍛え上げられた人格は、人生のあらゆる場面で発揮されることになるでしょう。
全ての建造物の基礎を担っている
「建設は鳶に始まり鳶に終わる」という言葉にもあるように、あらゆる建設工事の開始に先駆け、その後の作業を進行させるための下準備を行う重要な責務を、鳶職人には共通して任されています。
例えば足場や鉄骨、重機などは、それぞれの鳶職人が設置して初めて大工が建設作業に入るものです。
もちろん鳶職人の仕事が不十分であれば、工事中に重大な事故を引き起こし、その後の作業が停止してしまう可能性もあります。だからこそ、それだけ責任も大きいし、鳶職人が自身の仕事に誇りを持つことのできる理由でもあるのです。
そして、足場や鉄骨、重機などは建物が完成した際に全て撤去されるため、目に見える形で鳶職人の仕事が残ることはありません。
しかし、完成した建造物を見たとき、鳶職人の胸には何にも代えがたい達成感や満足感を得ることができるといいます。
自然と肉体が鍛えられる
鳶職人の仕事は体力勝負であり、夏の炎天下でも冬の厳しい寒さの中でも変わらぬ作業を行う必要があります。
また、ときには重いものを持ったまま、高所に上がらなければならないこともあります。
このように、鳶職人の仕事は大変な面もありますが、こうした日々の作業の繰り返しによって一般の人よりも強い肉体を作り上げることができるのです。